iPadのイヤホンジャックの故障には
- イヤホンから音が聞こえない
- イヤホンから雑音(ビリビリ・ザーザー)が聞こえる
- イヤホンジャックにイヤホンを挿しても認識しない
- イヤホンを指してないのに、イヤホンジャックが認識してしまう
- イヤホンがジャックの中で折れた
- イヤホンが奥まで入らない
- イヤホンジャックがゆるくてイヤホンが抜けてしまう
などのトラブルのご相談が多いです。iPadのイヤホンジャックが故障した時の対処法を解説していきます。
目次
1.iPadのイヤホンジャックが故障した時の6つの対処法
iPadのイヤホンジャックが故障した場合には以下の6つの対処法が考えられます。
- iPadを強制再起動する
- イヤホンジャックを掃除する
- 他のイヤホンを試す
- 初期化を行う
- 本体交換を行う
- Apple修理のお店でやってもらう
今からご紹介するイヤホンジャック故障の対処法は以下のトラブルの解決に有効です。
イヤホンから音が聞こえない
イヤホンから雑音が聞こえる
イヤホンジャックにイヤホンを指しても認識しない
イヤホンを指してないのに、イヤホンジャックが認識してしまう
1-1.強制再起動をする
まずはイヤホンジャックが故障しているiPadで強制再起動を行ってみて改善するかどうかを
確認してください。
iPadが起動状態の時にスリープボタンとホームボタン(iPad7系は音量下げるボタン)を長押しをして、リンゴマークでiPadが再起動するまで押し続ければOKです。
1-2.イヤホンジャックを掃除する
強制再起動で改善ができない場合は、イヤホンジャックを掃除します。オススメは、ゴミを書き出せる筆のようなものがあるといいです。ベストは静電気対策がなされているブラシが公式的には推奨です。
モノホンは上記のブラシを使っていますが、海外通販でないと手に入らないのと値段が高いので、静電気によるiPadの故障を気にされる方はアマゾンで売られている代用品でもいいかと思います。
1-3.他のイヤホンを試す
イヤホンジャックを掃除しても改善できない場合は、イヤホンジャックの故障が、そもそもイヤホンジャックの問題なのか?それともイヤホンの問題なのかを判断するためにも、他のイヤホンをお持ちであれば、他のイヤホンを挿してみてもイヤホンジャックのトラブルが発生するかどうかを確認してください。
1-4.初期化を行う
他のイヤホンを試したり、イヤホンジャックの掃除を行っても故障の問題を改善できない場合は、
iPadの初期化を行って下さい。
初期化を行うとiPadすべてのデータが消えますので、初期化を行う前にバックアップを取ってから初期化をしてください。
1-5.本体交換を行う
イヤホンジャックの掃除やiPad本体の初期化を行ってもイヤホンジャックの故障を改善できない場合は、iPadまるごとの本体交換の対応になります。
1-6.Apple修理のお店でやってもらう
iPadの強制再起動やイヤホンジャックの掃除、初期化などご自身でやるのが手間だと感じる方や自分でやるには不安な方は、Appleの正規修理拠点へお持込されることをオススメ致します。
2.物理的にイヤホンジャックがおかしい時の対処法
iPadのイヤホンジャックでイヤホンの先端が中で折れて詰まってしまっている場合や
イヤホンジャックが奥まで入らない
イヤホンジャックがゆるくてイヤホンが抜けてしまう
といった明らかに故障していると判断ができる場合の対処法を紹介していきます。
2-1.中で折れて詰まってしまっている場合
中で折れて詰まっている場合は、Apple正規店で異物の取り出し対応を実施することが可能です。
無事に破損がなく取り出すことが出来れば、問題ないかと思いますが、詰まっているものが取り出すことが出来ないまたは、取り出せたが、イヤホンジャックの中が破損してしまっていてイヤホンジャックの故障が改善できない場合は、有償での本体交換対応になってきます。
2-2.イヤホンジャックが湾曲して奥まで入らない場合
イヤホンジャックの入り口が正円でなく湾曲している場合は、本体の破損扱いになりますので、有償での本体交換対応になります。
または、イヤホンジャックの入り口付近の破損扱いになるものとしてイヤホンジャックの入り口が割れていたり、ヒビが入っていると通常の使用にはない力が加わり、発生した破損と想定されますので破損扱いで有償での本体交換になります。
2-3.イヤホンジャックきついまたはゆるい場合
iPadのイヤホンジャックにイヤホンを挿した時に奥に何も詰まってないのに、キツイ(硬い)場合や、逆に緩くてイヤホンが外れてしまう場合は、
iPad本体に破損が無ければ、製造上の自然故障の可能性がありますので、無償での本体交換ができるかと思います。
3.iPadのイヤホンジャックが故障する原因とは?
iPadのイヤホンジャックが故障する原因ですが、物理的に破損をしている場合は、過失が原因になりますが、
イヤホンから音が聞こえない
イヤホンから雑音が聞こえる
イヤホンジャックにイヤホンを指しても認識しない
イヤホンを指してないのに、イヤホンジャックが認識してしまう
といったトラブルが発生している場合は、以下の原因が考えられます。
イヤホンジャックを認識させる基盤が故障している
イヤホンジャックを認識させるソフト面やシステムが故障している
または両方が起因している自然故障
などが考えられます。
4.iPadイヤホンジャック故障の修理金額とは?
iPadイヤホンジャックが故障した際の修理金額の目安を解説していきます。
4-1.保証期間を確認する
まずはお使いのiPadの保証期間を確認します。
本体後ろのIMEI等を調べる
4-2.保証期間内の場合
iPadが1年間の製品限定保証の期間内であるか
AppleCare+の2年間の保証期間内の場合に
iPad本体に画面割れや水濡れ、本体の湾曲(曲がっている)、落下痕、イヤホンジャックの破損などがない場合は、無償での本体交換が可能です。
損傷や破損があり、AppleCare+に加入している場合
は、以下のAppleCare+列の金額で交換することができます。
AppleCare+未加入 | 保証期間内 AppleCare+加入 |
|
iPad mini iPad mini 2 |
22464円(税込み) | 4,400円(税込み) |
iPad、iPad 2、iPad Air、iPad (第5世代) iPad (第6世代) |
28944円(税込み) | |
iPad (第3世代) iPad (第4世代)、 iPad mini 3、iPad mini 4、iPad Air 2 |
34344円(税込み) | |
iPad Pro (9.7-inch) | 45144円(税込み) | |
iPad Pro (10.5-inch) | 53784円(税込み) | |
iPad Pro (12.9-inch) iPad Pro (12.9-inch) |
72144円(税込み) |
AppleCare+に加入していない場合は22464円から72144円の金額がかかります。
AppleCare+に入っていない場合の交換金額は高すぎなので、新しいiPadを視野にいれるとのも手です。
5.iPadのイヤホンジャック故障の修理期間と修理時間とは?
5-1.イヤホンジャック故障の修理期間とは
iPadのイヤホンジャック故障で修理をする際にかかる修理期間ですが、iPadまるごと交換をする本体交換の対応になりますので、Apple Storeに交換用の在庫があれば、当日に交換することが可能です。
Apple正規サービスプロバイダでは、最長1週間のお取り寄せ期間が発生するため、早くて4日くらいの待ち期間で新品のiPadへ交換することが可能です。
5-2.イヤホンジャック故障の修理にかかる時間とは
当日、本体交換でかかる時間としては、担当する技術者のレベルによりますが、修理受付、お客様情報の入力、書類作成等がありますので、30分から1時間くらいを想定しておくと良いです。
6.iPadのイヤホンジャックが故障した!のまとめ
今回は、iPadのイヤホンジャックで
イヤホンから音が聞こえない
イヤホンから雑音が聞こえる
イヤホンジャックにイヤホンを指しても認識しない
イヤホンを指してないのに、イヤホンジャックが認識してしまう
イヤホンがジャックの中で折れた
イヤホンが奥まで入らない
イヤホンジャックがゆるくてイヤホンが抜けてしまう
といったトラブルに合った時の対処法をご紹介しました。
お持ちのiPadが自然故障に該当していて保証の期間内であれば、お早目の交換をオススメ致します。後回しにして、本体に損傷痕がついたらお金が発生してくるのでもったいないです。
また、保証期間が過ぎてしまっている方や、AppleCare+に未加入で、損傷ありで有償の交換金額がもったいないと感じる場合は、機種変更や新品のiPadにしてしまうのもアリです。