iPadの画面がいきなり真っ暗(ブラックアウト)になってしまい、30分以上充電して電源ボタンを長押ししてもうんともすんとも言わない、画面が真っ暗だけどiPadから音が出るけど、操作が出来ない故障なの?と
ちょっと前まで普通に使えていたのに画面が真っ暗だと操作も出来ず相当困りますよね。
お持ちのiPadの画面が真っ暗になってしまった時に考えられる原因と対処法について解説していきます。
目次
1.iPadの画面が真っ暗(ブラックアウト)になった時の3つの対処法
今回の記事ではiPadの画面が真っ暗になってしまった時の対処法について解説していきます。
1-1.iPadの画面が真っ暗になった時の対処法
iPadの画面が真っ暗になった時の対処法としては
- 強制再起動(リセット)を行う
- リカバリーモードの初期化を行う
- 本体交換修理を依頼する
の3パターンが考えられます。
1-2.強制再起動(強制リセット)を行う
iPadの画面が真っ暗になった場合は、まずiPadの強制再起動を実施して下さい。
スリープボタンとホームボタンを15秒ほど長押しにして強制再起動がかかるかを確認してください。
iPadの場合のスリープボタンとホームボタンの配置は以下を参考にして下さい。
1-3.リカバリーモードを行う
iPadの強制再起動を行っても画面が真っ暗な問題を改善できない場合はリカバリーモードによる初期化を行います。
リカバリーモードによる初期化は、画面がついている状態でしたら、iTunes接続の画面が表示されるので実施するハードルが低いですが、画面が真っ暗な状態ですと、リカバリーモードに入れるのにコツが必要なので、ご自身でやってみてうまくいかない場合は、
Apple正規のお店へお持ち込みをして頂ければ、リカバリーモードによる初期化を行うことが可能です。
初期化を行うことでiPadのデータはすべて消えてしまうので注意が必要です。
今までにiPadのバックアップを取っておらず、どうしてもデータが消えるのが嫌な方はデータ復元サービスを利用する選択肢もあります。
ご自宅にWi-Fiがある環境下でiPadをご利用の場合は、iCloudバックアップの設定が「オン」になっていれば自動的にバックアップが取れている場合がありますので、今までにバックアップを取ったことがあるか確認するという方法もあります。
1-4.iPadの本体交換修理を依頼する
Apple正規店の修理においてiPadはパーツ交換による部分修理がなく、いかなる故障においても本体まるごと交換での対応になります。
お使いのiPadの保証期間を確認してAppleCare+加入されているもしくは1年間のメーカー保証の期間内の場合は、無償での対応が可能です。
iPadの保証以外に無償対応になるために必要な条件としては、画面が真っ暗になったiPadに画面割れや水没、外観からパット見で分かる落下の痕などがない場合に限ります。
3.iPadの画面が真っ暗になってしまう7つの原因とは?
そもそもiPadの画面がなぜ真っ暗になってしまうのか?原因を教えてほしいとお問い合わせを頂く場合があります。考えれる範囲での原因を紹介していきます。
iPadの画面が真っ暗になってしまう原因には
- ソフトウェアの問題でiPadの画面が真っ暗になる
- ディスプレイケーブルが外れてiPadの画面が真っ暗になる
- ディスプレイケーブルが断線してiPadの画面が真っ暗になる
- バックライトが切れてiPadの画面が真っ暗になる
- 落下によりiPadの画面が真っ暗になる
- 水濡れによりiPadの画面が真っ暗になる
- 湾曲によりiPadの画面が真っ暗になる
の7パターンが考えられます。原因の詳細をご説明します。
3-1.ソフトウェアの問題でiPadの画面が真っ暗になる
iPadのソフトウェアやシステムが原因でi画面が真っ暗になるという問題が発生する場合があります。
iPadの画面が真っ暗になる問題がソフトウェア起因の場合は強制再起動またはリカバリーモードによる初期化で改善できる可能性が高いです。
3-2.ディスプレイケーブルが外れてiPadの画面が真っ暗になる
iPadを主にぶつけたり落下させてしまうことでこの問題が起こり得ます。
効果的な対処法としては、iPadの本体を開けてディスプレイケーブルをつなぎ直すことで改善する見込みがありますが、
iPadはパーツ交換修理の対象機種ではないため、本体を分解することが出来ないので、新品のiPadまるごと交換での対応になります。
3-3.ディスプレイケーブルが断線してiPadの画面が真っ暗になる
ディスプレイケーブルの断線だけが起こる事例は稀ですが、大方は画面割れの問題と同時に発生することが多いです。
画面が真っ暗なiPadを交換修理に出した場合に
iPadのディプレイケーブルが断線されていると診断された場合、断線の問題は有料修理になる可能性があります。iPadを落下させたり、強打してしまったことがない場合は、店頭での修理依頼の場合に無料にならない場合もありますので、Appleコールセンター経由で修理を依頼するという選択肢も知っておくと良いです。
3-4.バックライトが切れてiPadの画面が真っ暗になる
iPadのバックライトが切れているのが原因で画面が真っ暗になる問題が発生する場合があります。
iPadのバックライト切れは自然故障の類になりますので、iPad本体に画面割れや落下の痕、水没の反応がない場合には無償での交換対応ができます。
3-5.落下によりiPadの画面が真っ暗になる
落下によりiPadの画面が真っ暗になった場合には、有償での本体交換の対応になります。
AppleCare+加入の方は特別価格での本体交換が可能です。AppleCare+未加入の場合は本体交換の金額が高額なので、いっそのこと新しいiPadに切り替えてしまうのもアリです。
3-6.水濡れによりiPadの画面が真っ暗になる
水濡れにより画面が真っ暗になってしまった場合は、落下の問題と同様に有償での本体交換の対応になります。
AppleCare+加入者の方は特別価格での本体交換が可能です。
AppleCare+未加入の方は、新しいiPadの購入も視野に入れておくと良いです。
3-7.湾曲によりiPadの画面が真っ暗になる
湾曲によるiPadの画面が真っ暗な問題も有償での本体交換に対応になり、AppleCare+加入の方でしたら、特別価格での交換が可能です。
4.iPadの画面が真っ暗な時の交換金額とは?
iPadの画面が真っ暗なってしまいiPadを強制的に初期化にかけてもで改善できない場合は、本体まるごとの交換対応になってきます。
ここで紹介する金額は、iPad本体に画面割れや水濡れ、湾曲などの破損や損傷があった場合の交換金額になります。
お使いのiPadがAppleの保証期間内でかつ損傷がなければ無償での交換になります。
AppleCare+未加入 | 保証期間内 AppleCare+加入 |
|
iPad mini iPad mini 2 |
22464円(税込み) | 4,400円(税込み) |
iPad、iPad 2、iPad Air、iPad (第5世代) iPad (第6世代) |
28944円(税込み) | |
iPad (第3世代) iPad (第4世代)、 iPad mini 3、iPad mini 4、iPad Air 2 |
34344円(税込み) | |
iPad Pro (9.7-inch) | 45144円(税込み) | |
iPad Pro (10.5-inch) | 53784円(税込み) | |
iPad Pro (12.9-inch) iPad Pro (12.9-inch) |
72144円(税込み) |
iPadの修理はAppleCare+に未加入の場合、上記表のようにお安い金額ではありませんので、金額を抑えたいという方は、iPad修理大手のダイワンテレコムさんへ依頼すると格安(1万5千円)くらいで画面交換修理を受けることが可能です。
また画面が真っ暗なiPadを3年近く使用して、製品寿命を全うされた方は、いっそのこと新しいiPadの購入を検討されても良いかと思います。
5.画面が真っ暗なiPadの修理場所と修理期間とは?
Apple Store | Apple正規 サービスプロバイダ |
iPad エクスプレス交換 |
|
所在地 | Apple Storeの店舗一覧 | 正規サービスプロバイダの一覧 | AppleCare+に加入は無料配送 |
修理期間 | 在庫があれば即日 | 取り寄せに1週間 | 最長1週間 |
iPadの修理場所はApple StoreまたはApple正規サービスプロバイダにて修理を依頼することが可能です。
Apple Storeは交換用の在庫があれば即日での本体交換が可能になりますが、Apple正規サービスプロバイダでは、交換用のiPadの在庫がAppleから支給されていませんので、正規サービスプロバイダへ持ち込みをされた場合には、最長で1週間の新品を取り寄せるのにお待ち頂く必要がありますので注意が必要です。
お住まいの最寄りにAppleStoreがない方は、iPadエクスプレス交換サービスを視野に入れておくと良いです。正規サービスプロバイダへ足を運んだ場合、iPadの取り寄せに1週間ほどの期間がかかりますので、自宅からAppleと直でやり取り出来る方がお手間と足を運ぶ、届いたiPadを取りにいくといった労力を削減することが可能です。
6.iPadの画面が真っ暗になってしまった。まとめ
iPadの画面が真っ暗になった場合の対処法をまとめますと、
- まずは強制再起動(強制リセット)を行い改善するかチェックする
- 強制再起動で改善できない場合は、リカバリーモードによる初期化で改善するかチェックする
- リカバリーによる初期化で改善できない場合は、修理を依頼する場合は本体交換の対応になる
- AppleCare+が加入であれば4400円の金額で交換できるが、AppleCare+に入っていない場合は、お高めな修理金額がかかる
- 高い交換金額が嫌な方は、ダイワンテレコムでの修理で安く抑えるか、新品購入を視野に入れる